麺は美味そう・・というかほんまに旨い。
早速つけ汁に付けて食べた。
「あ・・やってもた・・」
麺だけでなくつけ汁もキンキンに冷たい。
で、確かにとんこつ魚介の味わいだが、この冷たい温度のせいで非常に薄く感じる。
薄いというか弱というか。
思わず隣のポールポジション取ってノーマルつけ麺を選んだ男に心の中で声を掛けた。
「お前、正解」
先程「冷たい豚汁」の喩えを出したが、冷しゃぶの豚肉も入っていてまさに「冷たい豚汁」。もっと魚介系が利いていればマシだったかもしれないが、あいにく魚介は感じるものの弱く動物系の違和感が目立つ・・冷たい温度のせいか全体的に薄い味わいで水っぽくすら感じる。美味しさが遠くあるように感じるのだ。
またMr.ポールを見て「限定に惑わされずノーマルつけ麺を選んだお前は偉いよ」と心で呟く。
最後スープ割を頼む。「温めますか?」の問いに即座に「はい」と答えたので店主も何か感じ取ったかもしれない。
温められたスープ割りも元々が冷やし用にチューニングされたスープがベースの為、どこか違和感を感じる。
ということで、前回まで100点の印象だった当店にも初めてマイナスの印象で退出することとなった。
近所の「麺や ひなた」も2回美味しかったものの、その後2回連続でハズレだったので自分的評価が真っ逆さまに堕ちてDesireでそっから足が遠のいてる。
今回は「冷たい動物系は駄目」という自分の理論は正しかったと再認識する結果となった。
また寒くなったらラーメンで訪問するとは思う。やっぱ夏はラーメン屋にはいかん。