自分の顔を無言でじっと見つめるのでなんだろうと固まるがハッと気づいて
「サービスランチで」とオーダー。
どのメニューも安い。
確かに年季が入っている上に狭いのだがクリンネスはしっかり保たれると感じた。
丼池のとん平の1万倍は綺麗である。
客はこの辺の常連ばかりみたいだ。
あっという間に完成。手際が良い。
洋食なのにスープではなく味噌汁。
飲んでびっくり。丁寧に出汁を採って濃厚でめちゃ旨い。
よく参考にしてる食べロガーさんが味噌汁を絶賛してたがわかる。
洋食屋でまさかこんな旨い味噌汁が飲めるとは。
ライスは何も言わなくてもてんこ盛りでこの量ならお代わり出来なくても無問題。
炊き方もちょうどよく美味しい。
魚フライ。外はカリッカリッのサックサック。中はホクホクの白身。
めちゃんこ旨い。
タルタルソースの量は少なくて、1/3にしか使えないので残りは卓上のウスターソースで頂く。
魚フライは結構大きい。
さてハンバーグ。こちらは煮込み。
少し小ぶりで厚みも薄め。
甘めのデミグラスソースで柔らかい。
これもまあまあ美味しい。
あとはキャベツとナポリタン。
ライスにはたくあん。
ずっと主人のワンオペだったが自分が食べ終わる頃に奥さん登場。
なんと8分で完食。
ライスの量もちょうどおかずにジャストフィット。
外観のイメージより清潔感があったし、料理はどれも美味しくてボリューム感も文句なし。
最後にお水を1杯欲しかったがあの狭いキッチンで一番奥にいる奥さんを呼びつけるのは気が引けたので我慢した。
おばちゃんが入店して店主に対して手で内向きのVサインを顔の前に作り前後に動かす。
店主「禁煙ですねん」
おばちゃん「違う違う、二人いける?」
Vサインを口の前で動かしたらタバコの事かと思うわな。
禁煙か安心した。
なにはともあれこの美味しさ・ボリュームで600円とはなんとも頭が下がる。
文句なし120点である。
すぐに満席になるので席取りが大変だがここはローテーションの一角に加えたい。
秋晴れに美味しい料理で気分も爽快である。