隣に座ったいかにも常連といった空気感を出しまくりのアンニュイな30代女性に対するスタッフの気の使いようが異常。
まるで女王か皇太后。
俺は初訪問のド素人、初心者、若葉マーク、門外漢、ちんどん屋。
選んだ3種以外に標準装備のカレーが一つだろうか、それとヨーグルトと謎のスープとじゃがいもぽい何か。
アホの子にもわかるようにちゃんと食べ方を教えてくれる爽やかなお兄さん。
ターリーと呼ばれる大皿に最終的には全部ぶちまけて混ぜて食えという事らしい。
ヨーグルトやスープも混ぜっちゃっていいの?!とアホ丸出しの質問をすると何をやっても自由だそうだ。
とは言え最初はそれぞれ単品での味わいを確認する。
黒豆坦々チキンが中国とインドの共演みたいなスパイスX中華の味わいで超旨い。
むしろ何ならこれだけを普通のカレーライスの形態で食べたい位。
でも混ぜるのが流儀というのでマゼマゼ・・
するともう甘いのやら酸っぱいのやら辛いのやらパクチーの匂いやらでもうなんと表現していいのか貧弱なボキャブラリーでは最早対応不可能な味覚のラビリンス。
これは「味のシンセサイザーや~~」
途中でお兄さんが「旨辛スパイス」というのを小さじ一杯分だけ垂らしてくれる。
これが超美味かったのでもう1杯垂らして欲しかったのだが満席の客の料理を作っていて忙しそうだったので気を遣いすぎる僕ちゃんは言えなかった。
という事で味のラビリンス終了。
とりあえず1回来ておけば次回からはもうちょっと上手にマゼマゼできるような気もする。
今回の3種はどれも美味しかった。