人類を長年悩ましてきた難問の中に
「カレーのあいがけ問題」がある。
これは、例えばAとBというカレーのメニューがあるとする。
それぞれが900円として合掛けにすると1000円になるという極めて異常な現象の事である。
物理学者は言う。
「AのカレーもBのカレーも300gだとしてそれを半分にすれば150gである。
それを2つ合わしても質量保存の法則によりやはり300gに戻る。
300gが900円なのにやはり同じく300gが1000円になるのは全く持って不可解と言わざるを得ない」
数学者も口をそろえる。
「その通りだ。900円の半分は450円。450を2倍にしたら当然900である。
それが1000になるというのは数学的には完全に間違いである」
経済学者がそこに加わる。
「900円のものを半分提供するのに掛かるコストは450円。それを2つ提供するのだから900円になるのが当然だ」
こうやって多くの学者が解けずにいた問題を一人の学位もない青年が一刀両断に解決した。
「面倒臭いからじゃね?」
さて、西中島南方のラーメン屋以外も開拓しようと今日は去年から目を付けていたカレーである。
今回紹介する「旬香唐」は夜は居酒屋「春夏冬」である。そこの店主がカレー好きで火水木の週3日だけランチタイムにカレーを提供している。
魚介類から出汁を取ったカレーが自慢との事。
FBを見ると少し前に白子とエビとか寒ブリとか非常に美味しそうなメニューだった。
メニューが分かるのは水曜ぽいので火曜の場合は店頭に行くまでわからない。
11:45OPENということで開店2分前位に到着したらなんと行列!
12~3人位いた。
なんとか初回ロットで入店できた。
カレーは3種。というか2種類とあいがけ。
今日の魚介出汁はサワラ・ブリ・ベビーホタテとのこと。
まあどれも好きではあるが白子とか寒ブリとか本マグロとかエビに比べるとちょっと見劣りはするような。
店内は居酒屋だけあって薄暗い。
店主がシークワーサー水というのを持ってきてくれた。
これがなかなか美味しい。なくなればテーブルに置いてあるからセルフで注げる。