最近の飲食店には「マイルール」というものが存在する。
これはそのルールに翻弄された男の物語だ。
今日は都島の「ラーメン 豚きん」に開店前から並んだ。
待ってる間、道路を挟んで向かい側にオシャレなケーキ屋さんがあるのが気になった。
お客さんがどんどん吸い込まれて行くのが見えた。
早速食べログを確認。
「ケーキを買ったら2階でお茶がサービスになるらしい」
ここまでが事前の下調べ。
ラーメンを食べた後、ケーキを買って帰る事にした。
見てるだけでテンション上がります。(写真ぶれた!)
迷いそうです。
先客が数人いたのだが並び方が間違ってるみたいで全員並び直し。
「先頭」と書いてある反対側に1番目の客がいて最後尾の俺が先頭になっていた。
自分の番になりケーキを3つ選ぶ。
前の客がお勘定の際、「2階でお茶ができるサービス券です」と渡されていた。
どうせお茶ができるならケーキも食べれるんじゃないか?と
マダムぽい人に「2階でケーキ食べれるのですか?」と訊いてみた。
そしたら「はい食べれますが」と言われたのでせっかく女の子がケーキを箱に詰めてるのをやめさせて2階に持って上がってもらう事に。
「お会計は?」と訊いたら「後でいいです」と言われてそのまま2階へ。
イートインスペースに座るとスタッフが水とメニューを持ってきた。
普通に珈琲380円とか書いてある。
いやいや・・なんでやねん。
「ケーキを買ったらお茶はサービスじゃないのですか?」
「持ち帰りの人がお茶するのはサービスですがイートインはカフェ代金が掛かります」
やはりそう言う事か・・
せっかく無料でカフェできる権利があるのになんで380円も払ってお茶飲まんとあかんねん・・
それでもう1個ケーキ買えるやんけ。
そしてもう一度1階に降りて「やはり持ち帰りで」とマダムに言う。
流石にマダムも頭のおかしいクレーマーに見えたのだろう。
切れ気味の顔になった。
最初にケーキを箱詰めしてくれてた橋本環奈似の美少女は俺が悪いのに
「あ~ん、ごめんなさい~」と謝りながら「これを渡して下さい」とサービス券をくれた。
再度2階へ。